秋に多い病気
気管支喘息
気管支喘息とは
季節の変り目に多くみられますが、特に夏が終わり台風の季節になると、最も多いように思われます。
喘息はアレルギー疾患の1つです。すぐに治る病気ではありません。
発作が続いてもがっかりせず、発作がしばらくなくても油断せずに、根気よく治療していきましょう。
喘息発作が起こったら
軽い発作のとき
- ・水を飲むと痰がきれやすくなります。
- ・夜など窓をあけたり、散歩などをしたりして、外の空気を吸うと楽になることもあります。
それでも息苦しさが続くとき
- ・発作止めの薬を使ってください。
- ・30分以上たっても収まらないときは、早めに受診して下さい。
喘息を予防する薬
発作を繰り返したり、症状が重くなる子は、予防の薬を毎日飲んだり、吸引して、発作を起こりにくくします。
日常生活で気をつけること
①よく掃除をしましょう
掃除機でほこりを吸い取り、雑巾で拭き取るようにしましょう。
ほこりを舞い上がせるだけの掃除は効果がありません。
②絨毯(じゅうたん)
絨毯は、ほこりがたまりやすいので敷かないようにしましょう。
③寝室・寝具
寝室のほこりや寝具には特に気をつけましょう。
- ・シーツ、毛布カバー、枕カバーなどはこまめに取り替えましょう。
- ・ふとんは陽にあてて干してください。
- ・目に見えないフケやアカはダニの好物です。
- ・ソバカラ、パンヤの枕はスポンジに替えて下さい。
- ・羽毛布団や羽毛枕は使わないほうがよいでしょう。
④暖房
空気のよごれない暖房、部屋のほこりが舞い上がらない暖房にしましょう。
おすすめします | 気をつけて 使いましょう |
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FF温風ヒーター | 床に温風がでるヒーター |
こたつ、床暖房 | ガスストーブ |
電気カーペット | 石油ストーブ |
電気ストーブ | ファンヒーター |
パネルヒーター |
⑤たばこの煙は大敵
のどや鼻の刺激になるものは遠ざけましょう。
たとえば、たばこの煙、蚊取り線香、花火、ペンキ、シンナー、接着剤、防虫剤
などです。
⑥ペット
犬や猫などの動物の毛やフケ、小鳥の羽毛などはアレルギーの原因となることがあります。すでに飼っているのなら、せめて部屋には入れないようにしましょう。
これから飼おうとしているなら我慢して下さい。