東京都,小平市の小児科,内科,小児皮膚科のいとう小児科。花小金井駅徒歩3分。予防接種,乳幼児健診等に対応。専門医,女医

季節の病気

冬の病気

インフルエンザ

A、B、Cの3つの型があり、世界的に流行しているのはA型(新型(A/HINI)2009、香港型、ソ連型)、B型です。
流行のピークはその年によって違いますが、一般的に11月頃よりはじまり、12月頃に増え始め、1月~3月にかけてピークを迎えます。
症状は急な38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛やのどの痛み、せき、鼻水などカゼ症状に似ていますが、一般的に全身症状が強く、熱も高いのが特徴です。
又、嘔吐、下痢などの消火器症状を伴う場合もあります。乳幼児は重症化することもあり、脳炎、脳症、肺炎などの合併症に注意が必要です。
治療はタミフル、リレンザ、イナビルなどの抗ウイルス剤がありますが、家庭でのケアは安静と水分補給を第一に考えてください。症状がやわらぐまでの目安は1週間です。
予防は大切です!手洗い、うがい、マスクの着用、人ごみへの外出はさけましょう。又、流行前にワクチンを受けましょう。

ウイルス性胃腸炎

急な嘔吐、下痢から始まる急性胃腸炎は、子供の場合、冬に多い病気です

1 ノロウイルス性胃腸炎

冬のはじめ(11月~12月)に多く、強い感染力があります。
乳児から成人まで流行し、急に嘔吐からはじまり、熱が出る場合もありますが、
嘔吐は1~2日で下痢も3~4日で治ります。

2 ロタウイルス性胃腸炎

冬の終わり(2月~3月)に流行します。
感染力は強く、症状はノロウイルス胃腸炎、胃腸炎に比べて強く、下痢も1週間ぐらい続くことがあり、白っぽい水様便が特徴です。稀に脱水やけいれん、脳炎、脳症など重篤な合併症を伴う場合もあります。

治療
薬も処方しますが、家庭での食事療法が一番大切です。
嘔吐が続くときや脱水が強いときは、点滴や入院が必要な場合もありますが、大部分は自然に治ります。水分を十分に補って脱水にならないようにしてください。
又、嘔吐物や便から手や口を介してうつりますので、手洗いを十分にしてください。
又、ロタウイルスに関しては、ワクチン(ロタリックス)があり、乳児の初感染の重症化を予防できます。


下痢のときの食べ物(乳児)
母乳の場合

① 下痢のひどいとき
  母親はそのまま続けてかまいません。授乳を短時間で切りあげて、回数を多く。

② 下痢がよくなってきたら
  いつものとおり、ほしがるだけ飲ませてください。

ミルクの場合

① 下痢のひどいとき
  ミルクを少量ずつ、回数多く。または乳糖お含まないラクトレス、ボンラクト
  などの下痢治療乳が指示されます。

② 下痢がよくなってきたら
  ミルクをもとの量に戻してください。

離乳食を食べていた子の場合

① 下痢のひどいとき
  母乳、ミルク、下痢治療乳、アクアライト、野菜スープや
  みそ汁のうわずみ、リンゴのすりおろし汁。

② 下痢がよくなってきたら
  とうふ、パンがゆ、おかゆ、ベビーせんべい、ウエハース、にんじんや
  かぼちゃの煮つぶし、煮込みうどん、白身魚の煮付け、など。
 (ただし便のようすをみながら慎重に)


下痢のときの食べ物(幼児)
水分を十分おぎなう

  ①水分補給が一番大切です。水分を多く飲むから水っぽい便になるのではありま
   せん。下痢で水分が失われるので水分を飲ませる必要があるのです。

  ②栄養のことはあまり気にしないで、食欲がないときに無理に食べさせる必要はあ
   りません。食欲があっても、むしろひかえめにして、腸を休ませてあげましょう。
 

何を食べるか、便と相談

  ・便が水のようなときは水分を中心に
  ・便がドロドロならドロドロの食べ物を
  ・便がやわらかい程度ならやわらかい食べ物を

  <水のような便のとき>
  アクアライト、野菜スープ、みそ汁、おもゆ、リンゴのすりおろし

  <ドロドロの便のとき>
  とうふ、パンがゆ、ベビーせんべい、ウエハース、バナナの裏ごし
  にんじんやかぼちゃの煮つぶし

  <やわらかい便のとき>
  おかゆ、うどん、白身魚の煮付け、卵、とりささ身、野菜の煮付け

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