小平市花小金井の小児科【いとう小児科】

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育児ガイド

新生児から3ヵ月までの
安心できる育児ガイド

よく泣く赤ちゃん
よく泣く赤ちゃん

3ヵ月ぐらいまでの赤ちゃんは、授乳の時以外は、眠っていると思われがちですが、よく泣く赤ちゃんも多くみられます。
泣いたのが「お腹が空いた」とか「おむつがぬれたからかえて」という合図だとすぐにわかることもありますが、なぜ泣くかわからないことも多いものです。
ゲップがうまく出なく、苦しいときや、排便時に泣くこともあります。
お母さんは、経験を積むにつれて、赤ちゃんを抱いてあやしてあげたほうがいい時と、ほおっておいても良いときの見分けがだんだんつくようになるものです。
特にはじめてのお母さんは、赤ちゃんの泣き声に慣れましょう。

 

母乳の赤ちゃんの便
母乳の赤ちゃんの便

3ヵ月ぐらいまでの母乳の赤ちゃんの便は、一般的に回数が多く軟らかい便ですが、急に3日~4日間、便が出ないことがあります。
便秘になったかと不安になるものですが、軟らかい便が出れば便秘ではありません。
健康な赤ちゃんの便の回数、色、硬さはいろいろです。機嫌がよく母乳をよく飲んでいれば心配ありません。
ただし、1週間も排便がない場合は、受診して下さい。

 

ワクチンデビュー
ワクチンデビュー

2ヶ月より予防接種を始めましょう。
ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチン、ロタウィルスワクチン等があります。
同時接種も大丈夫です。

3ヵ月から6ヵ月までの
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まさかの事故を防ごう
まさかの事故を防ごう

ちょっと目を離したすきに赤ちゃんがベットやテーブルから転落することの多い時期です。
寝返りしないから大丈夫と油断すると、不思議にもすり動いて転落するものです。
必ずベットの柵はあげておきましょう。
熱い湯の入ったコップや電気ポットを赤ちゃんの手の届くところに置かないようにしましょう。
やけどをさせて悲しむ例の多いこと、パウダー類も赤ちゃんの近くに置かないこと、ひっくり返してパウダーを吸い込むと肺炎をおこします。

 

生活のリズムを規則正しく
生活のリズムを規則正しく

昼間は起きていることが多くなり、夜つづけて眠る時間がふえてきます。
睡眠時間もだんだん規則正しくしていくと、離乳開始がスムーズにできやすいものです。
哺乳の間隔は4時間が目安です。

 

気になるが、さほど心配しなくて良いこと
気になるが、さほど心配しなくて良いこと

指しゃぶり、髪や耳たぶをいじる、頭をぐるぐる回す。
・・・・これらは病気でなく、ただの「くせ」です。
様子をみるだけでいいのですよ。

お乳をよく飲み、体重が急速に増えている赤ちゃんが、4ヵ月をすぎて急に飲まなくなることがしばしばあります。
太りすぎないための生物の摂理のようです。
しばらく待てばまた飲むようになります。

6ヵ月から9ヵ月までの
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発育と変化
よく泣く赤ちゃん

人見知りがはじまって、知らない人に抱かれると、泣く赤ちゃんが多くなります。
ほしい物は手を伸ばし、つかむようになり、口の中に入れたりしますので注意して下さい。
寝返りができ、お座りもでき、身体を少し移動させることができます。
離乳食も2回になり、乳歯もはえてきます。
でも発達には個人差がありますから、寝返りができない、歯がはえないなど過剰な心配はしないで下さい。

この時期に最も注意するのは、事故防止です。
転落、誤飲、やけどなど赤ちゃんのまわりには危険がたくさんあります。
乳児期の家庭内の事故はすべて親の責任です。
(日本中毒情報センター 中毒110番 つくば 029-852-9999)

9ヵ月から1才までの
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外との出会いへの出発

この時期はハイハイが上手になり、つかまり立ち、つたい歩きができるようになり、他人や動物は物に対してとても興味が出てくる時期です。安全対策は十分にして下さい。
その上で思い切り冒険させ、親はじっくり見守り過保護にならないことが大切です。
でも危険なことをしようとしたら、がんとして「ダメ」と示して危険から遠ざけ、してはいけないことを教えましょう。

イナイイナイバー、バイバイなど、人との交流、模倣を促すことは、言葉の発達につながることになります。
又、この時期は、人見知りが強かったり、母親への「後追い」の強い赤ちゃんもいますが心配ありません。

 

不安のない食習慣へ

この時期には少しずつ自分で食べる能力がつきはじめます。
両方に持ち手のついたプラスチックのコップで飲ませるとか、トーストやビスケットなどを自分でもって食べさせるとか試みてもよいころです。
ときには家族と同じ食卓で一緒に食べさせてみましょう。
お誕生日までに離乳できる子もいますが、遅れる子もいますから、あせらないように。

つたい歩きができるようになると食欲が低下して、お誕生日まではほんの少ししか食べなかったり、気まぐれにしか食べないこともしばしばあります。
この時期はそんなに多くの種類を食べる必要はなく、栄養価の高いものならわずかの種類であっても栄養は十分とれるといわれています。
食べることを無理強いしたり、機嫌をとって食べさせることはしないでよいのです。
体重が急に減ったりしなければ心配は無用です。

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